貝殻山貝塚(かいがらやまかいづか) <時代>弥生時代 <地域>尾張
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貝殻山貝塚 |
愛知県清洲貝殻山貝塚資料館 |
<所在地> 清須市朝日字貝塚1 (名鉄名古屋本線新清洲駅下車徒歩20分)
<概要>
貝殻山貝塚は,弥生時代の初頭に朝日遺跡で生活をしていた人々の貝塚である。直径15mで深さ2.5mの中にカキ・ハマグリなどの貝殻,動物の骨などが発見されている。また,弥生時代前期の土器も見付かっている。
昭和46年の調査で,貝殻山貝塚とその周辺の貝塚群の分布,尾張地方における米作りの開始時期も明らかにされた。この年に,国の史跡に指定されている。
<学習のポイント>
貝塚とは,昔の人々が食べた貝の貝殻が堆積してできた遺跡である。
貝塚内からは,食料としていた貝の殻・魚の骨・動物の骨・植物遺物や石器・土器などの人工遺物も出土している。これらを調べることで,当時の生活の様子を知ることができる。
<見学のポイント>
朝日遺跡は,弥生時代の集落を中心とする遺跡で,環濠集落を形成していたことが明らかにされている。また,有力者一族が葬られたと考えられる「方形周溝墓」と呼ばれる墓も多数見付かっている。
<参考資料>
「清洲町史」・「朝日遺跡」
<問い合わせ先>
愛知県清洲貝殻山貝塚資料館 052-409-1467
城北線尾張星の宮駅より徒歩10分
愛知県教育委員会文化財保護室 052-954-6783
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