弥富の白文鳥(やとみのしろぶんちょう)  <始まり>江戸時代  <地域>尾張
弥富文鳥組合発行のパンフレット 白文鳥発祥地の碑

<関係地> 弥富市又八
<概要>
文鳥はマレー半島やインドネシアに生息している鳥である。
これらの国では野生の黒文鳥(桜文鳥)が住んでいる。
日本には江戸時代中国を経由して入り,武家屋敷で多く飼育愛好されてきた。
1865年(元治2)尾張藩の武家屋敷に働きに出ていた「八重女」という人が,弥富の又八地区の大島新四郎方に嫁入りしたとき,日ごろ世話をしていた桜文鳥を土産にもらって持参したのが,弥富で文鳥飼育を始めた由来である。以来,又八地区を中心に文鳥飼育が農家の副業として盛んになり,明治9年初めに突然変異により,「白文鳥」が誕生し,これを飼育改良した結果現在に至っている。弥富は日本で唯一の白文鳥の特産地である。

<学習のポイント>
白文鳥を生産している人々が工夫していることを調べよう。

<見学のポイント>
弥富市歴史民俗資料館に白文鳥の歴史などが展示してある。
又八地区には白文鳥の公衆電話ボックスが設置してあり,それを見るのもおもしろい。

<参考資料>

弥富市オフィシャルウェブサイト http://www.city.yatomi.lg.jp/を参照

<問い合わせ先>
弥富市役所       0567-65-1111
弥富市弥富文鳥組合出荷所 0567-67-2516

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