旧糟谷邸 (きゅうかすやてい) <時代>江戸時代 <地域>西三河
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旧糟谷邸
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庭園 |
<所在地> 西尾市吉良町荻原大道通18‐1 (名鉄西尾線三河荻原駅下車徒歩3分)
<概要>
糟谷家は,江戸時代この地方の大地主として,また三河木綿の江戸送りの総問屋として栄え,代々縫右衛門(ぬいえもん)を襲名してきた名家である。現在約4500uの敷地内に,みせ部・座敷部・数寄屋(すきや)部のある主屋,長屋門,土蔵,屋敷神など総計約750uの建物が残っている。主屋は18世紀中ごろの建造,長屋門は天保のころ小牧陣屋から移築されたものと言われる。
<学習のポイント>
主屋や残された土蔵内の遺品などから,江戸時代の有力な地主の暮らしぶりを考える際の具体例としてふさわしい。
<見学のポイント>
土蔵や長屋門などは,保存状態が良く,江戸中期の建物としては,貴重である。
旧糟谷邸の裏手には,『人生劇場』を著した尾ア士郎の記念館・書斎がある。もともと東京都にあったものを移築し,遺愛の品々や遺墨などが展示してある。
<参考資料>
「愛知県の歴史散歩」
<問い合わせ先・ホームページ>
吉良町歴史民俗資料館 0563−32−3373
西尾市教育委員会事務局文化振興課 0563−56−2459 http://www.city.nishio.aichi.jp/index.cfm/8,0,91,408,html
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