白瀬南極探検隊長の墓(しらせなんきょくたんけんたいちょうのはか) <時代>昭和時代 <地域>西三河
|
|
白瀬南極探検隊長の墓(西林寺・瀬門神社境内) |
南極観測船しらせのスクリュー |
<所在地> 西林寺・瀬門神社 西尾市吉良町瀬戸 (名鉄西尾線上横須賀駅下車徒歩40分)
<概要>
白瀬矗(のぶ)中尉は,1910年(明治43)11月,南極探検隊を組織し,日本人として初めて南極大陸に足跡を残した。白瀬隊は簡単な器具や装備だけで未知の大陸を踏破し,1912年6月に帰国した。だが,探検は国費で派遣されたのではなく,人々の義援金と白瀬の私財によって行われた。そのため,多くの借金を残したと言われている。秋田県金浦(このうら)町出身の白瀬は,晩年,愛知県豊田市に移り住み,生涯を閉じた。
<学習のポイント>
身近な地域の偉人の功績を考える具体例としてふさわしい。
<見学のポイント>
墓碑には,「大和雪原開拓者之墓」の文字が見られる。また,墓前に南極大陸を描いた円形のコンクリート板が敷いてある。
<参考資料>
「愛知県の歴史散歩」
<問い合わせ先>
吉良町歴史民俗資料館 0563−32−3373
西尾市教育委員会事務局文化振興課 0563−56−2459 http://www.city.nishio.aichi.jp/index.cfm/8,0,91,408,html
愛知エースネットへ トップへ