へら描き人面土器(へらがきじんめんどき)  <時代>弥生時代  <地域>西三河
へら描き人面土器(安城市歴史博物館蔵) 安城市歴史博物館

<所在地> 安城市歴史博物館 安城市安城町城堀30(名鉄西尾線南安城駅下車,徒歩10分)
<概要>
  安城市歴史博物館内に収蔵されているこのへら描き人面土器は,1977年(昭和52)に亀塚遺跡から出土した欠山式壺形土器(かけやましきつぼがたどき)である。高さは30cm,胴部には男の顔の線刻画がある。入れ墨をし,口ひげをはやし,耳飾りをした顔が,へらで写実的に描かれている。「魏志倭人伝」(ぎしわじんでん)の中に,顔と体に入れ墨をしたという弥生時代の風俗が述べられている。その記述を実証する人面土器は,弥生人の実像に迫る資料として極めて重要なものである。 
<学習のポイント>
  弥生式土器の実例として取り上げるだけでなく,当時の人々の風俗・文化を考える場面でも取り上げたい。 
<見学のポイント>
  安城市歴史博物館内には,同じ亀塚遺跡から出土した「桜皮巻き土器」がある。高さは,11.8cmのもので,持ち運びができるように竹でかご状に編み,頸部には桜の皮が巻かれていた。弥生時代後期後半(1700〜1800年前)のものである。
<参考資料>
  「安城市文化財図録」 「安城市史」

<問い合わせ先>
  安城市歴史博物館 0566-77-6655

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