岡崎信用金庫資料館(おかざきしんようきんこしりょうかん) <時代>大正時代 <地域>西三河
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資料館の外観 |
篭田公園にある戦災復興之碑 |
<所在地> 岡崎市伝馬町1丁目58 (名鉄バス篭田公園下車徒歩2分)
<概要>
岡崎信用金庫資料館は,1917年(大正6)に旧岡崎銀行の本店として建てられ,赤レンガと地元のみかげ石を組み合わせた外壁の洋風建築である。
岡崎市は,太平洋戦争末期の1945年(昭和20)7月20日,アメリカ軍の大型爆撃機B29,80数機による爆撃を受けた。市街の大半は焼失し,被災戸数7,543戸,被災人口32,068名,死傷者
568名に及んだ。資料館もこの岡崎大空襲(くうしゅう)によりレンガ壁を残して焼失し,しばらくは廃墟として放置された。1950年(昭和25)岡崎商工会議所として改装され,1982年(昭和57)から資料館として保存・活用されている。
資料館としては,1階に「愛知の地場産業」など,2階に商業の起こり,江戸時代の暮らしなどを解説した「くらしとあきない」などのコーナーがある。
<学習のポイント>
赤レンガとみかげ石の大正の建築様式と戦災にあいながらも今もどっしりとした建物から歴史を感じ取ることができる。
<見学のポイント>
赤レンガとみかげ石で飾られた大正時代の建築様式を見たい。
近くの篭田公園には,「戦災復興之碑」と刻んだ石碑が建つ。
<参考資料>
「岡崎・史跡と文化財めぐり」
<問い合わせ先>
岡崎信用金庫資料館 0564−24−2367
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