足助の馬頭観音と芭蕉の句碑(あすけのばとうかんのんとばしょうのくひ)
<時代>江戸・明治時代 <地域>西三河
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馬頭観音 |
芭蕉の句碑 |
<所在地> 豊田市足助町(豊田市役所足助支所より車で3分)
<概要>
中山道の脇街道(物資輸送や庶民の道として使われた街道)として栄えた伊那街道は,中馬(馬による運送)による塩の道でもあった。
明治も終わりになって馬の背中に積んでいたのが馬車に変わると,このような立派な馬頭観音が町の入り口に馬車組合の人々によって立てられた。
また,隣接する芭蕉の句碑は,足助の俳人板倉塞馬(いたくらさいば)が1867年(慶応3)に建立した。句碑の俳句『馬をさへながむる雪の朝(あした)かな』
<学習のポイント>
足助の町が,古くより宿場町として栄えていたことを示す遺跡の一つである。
<見学のポイント>
牛馬の水飲み場として設置された牛馬摂待水,足助中馬館,足助の古い町並み,足助資料館なども含めて見学したい。
<参考資料>
「愛知の史跡と文化財」
<問い合わせ先>
足助資料館 0565−62−0387
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