豊田 佐吉(とよださきち)-世界に誇る発明王-  <時代>明治時代  <地域>西三河
豊田佐吉胸像(刈谷市亀城公園) G型自動織機

<関係地> 豊田佐吉記念館 静岡県湖西(こさい)市 (JR東海道本線鷲津(わしづ)駅下車徒歩約30分)
<業績>
  佐吉は発明による日本の産業の発展を考えた。母の機織りの様子を見て,この手織(てばた)の改良を研究した。そして1890年(明治23)ついに「豊田式木製人力織機」を完成させた。その後も佐吉は研究を続け,1894年(明治27)には「かせくり機」を,2年後には「木鋳混製動力織機」を発明するなど生涯を通じて119件もの発明をした。その後,佐吉は海外へも目を向け,1921年(大正10)には中国上海に「豊田紡織廠」を設立するなど世界に名を残す活躍をした。愛知県では,佐吉が発明した自動織機の特許を取った1898年(明治31)8月1日を記念して、8月1日を「愛知の発明の日」としている。
<年譜>
1867年(慶応 3) 
1890年(明治23) 
1896年(明治29) 
1902年(明治35) 
1906年(明治39) 
1911年(明治44) 
1926年(大正15) 
1929年(昭和 4) 
1930年(昭和 5) 
吉田領山口村(現在の静岡県湖西市山口)に生まれる
豊田式木製人力織機を発明
木鋳混製動力織機を発明
豊田商会を設立,木鋳混製動力織機が好評
環状織機を発明
豊田自動織布工場を設立
株式会社豊田自動織機製作所を設立
イギリスプラット社へ特許譲渡
63歳で没

<学習のポイント>
  豊田佐吉の発明が,当時の社会に与えた影響について考えよう。
<参考資料・ホームページ>
  静岡県湖西市ホームページ http://www.city.kosai.shizuoka.jp/03ijin/

 産業技術記念館ホームページ http://www.tcmit.org/ 

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