万燈祭(まんどまつり) −県指定無形民俗文化財− <時代>江戸時代 <地域>西三河
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万燈祭りの様子 |
祭りに登場する万燈 |
<関係地>刈谷市秋葉神社 (名鉄三河線刈谷市駅下車徒歩5分)
<概要>
万燈祭は,現在,7月の最終土曜日と日曜日に刈谷市にある秋葉神社で行われている。初日を「新楽(しんがく)」と言い,二日目を「本楽(ほんがく)」と言う。新楽では,刈谷市駅を起点に若者たちが万燈をかついで練り歩き,本楽では,秋葉神社の境内で舞が奉納される。
1778年(安永7)から秋葉神社の祭礼に武者人形をかたどった「万燈」が登場したことから万燈祭と呼ばれるようになり,以来約200年の歴史を誇っている。
万燈祭では,「万燈」を若者たちがかついで,笛と太鼓に合わせて舞い踊りをする。万燈は,竹と和紙で作ってあり,高さ約5m,幅約3mあり,祭りには全部で14体登場する。町内安全と火難防除への祈願・感謝の意味を込めて,7町が参加して行われている。万燈祭は現在,県指定の無形民俗文化財になっている。
<学習のポイント>
万燈の製作過程や万燈祭りがどのように行われているか調べてみよう。
<見学のポイント>
土曜日に行われる新楽は,万燈が夏の夜を舞い,その勇壮な姿をぜひ見てみたい。
<参考資料・ホームページ>
「刈谷市史」
刈谷市ホームページ http://www.city.kariya.lg.jp/
刈谷万燈保存会 http://www.katch.ne.jp/~mando/mando1/mando1m.html
<問い合わせ先>
刈谷市役所市民経済部商工課(刈谷市観光協会事務局) 0566−23−4100
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