一色のウナギ(いっしきのうなぎ) − ウナギの生産量日本一 − <始まり>明治時代 <地域>西三河
|
|
ウナギの出荷風景 |
養殖池でのウナギの捕獲 |
<関係地>西尾市一色町
<概要>
一色町では,1904年(明治37)に企業としての養鰻業(ようまんぎょう)がスタートした。その後,県が普及を奨励したこともあって,徐々に生産量は増えていった。1962年(昭和37)から1968年(昭和43)にかけて,配合飼料が登場し,給餌(きゅうじ)が大変に楽になったことや,ハウス加温式養殖が進んだことによって,一色町の養鰻業は,飛躍的に発展した。
現在,一色町のウナギの生産量は,県内生産量の83%,また,全国の生産量の26%を占めている。これは,市町村単位の生産量として日本一である。
最近では,中国や台湾からの輸入ウナギが増えてきており,国内消費量の約70%を占めている。このため,国内の養鰻業も,生育期間の短縮化や生産コストの低減,消費者の好むウナギの品質管理などの努力がされている。
<学習のポイント>
ウナギの養殖や流通の様子について調べてみよう。
ウナギを養殖するときの苦労や工夫について調べてみよう。
他県や海外の生産の様子について調べてみよう。
<見学のポイント>
養鰻池でのウナギの養殖の様子や出荷場での出荷の様子を見学することができる。
<参考資料・ホームページ>
「あいちの地場産業」
<問い合わせ先・ホームページ>
愛知エースネットへ トップへ