幸田の筆柿(こうたのふでがき) −幸田の特産品− <始まり>江戸時代 <地域>西三河
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筆柿 |
筆柿を使ったお菓子 |
<関係地>額田郡幸田町
<概要>
額田郡幸田町の特産品である筆柿は,別名「珍宝柿」とも呼ばれている。栽培の歴史は古く,江戸時代にはすでに農家の庭先で栽培されていた。商品化の目的で本格的な栽培が行われるようになったのは,昭和になってからのことである。
筆柿は,5月下旬に花が咲き,この時期に受粉をさせる。そして,9月から10月にかけて出荷をする。約170戸の農家で生産しており,関東地方をはじめ,関西,中京地区などに約1700トンほど出荷をしている。筆柿を営利目的で栽培している地区は,他にないといわれており,栽培面積,出荷量とも全国一で,全国の生産量の95%を幸田町が占めている。
現在,ハウス栽培への取組や筆柿を使ったお菓子の開発なども行われている。
<学習のポイント>
筆柿がどのように栽培され,流通しているかを調べてみよう。
筆柿の栽培の工夫・苦労やこれからの取組について調べてみよう。
<見学のポイント>
筆柿畑では筆柿が育つ様子を,選果場では選果されて出荷されていく様子を見学することができる。
<参考資料・ホームページ>
「あいちの地場産業」
<問い合わせ先>
JAあいち三河幸田営農センター 0564−63−2683
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