千万町神楽(ぜまんじょうかぐら)  −県指定無形民俗文化財−  <始まり>江戸時代  <地域>西三河
千万町神楽の様子 神楽で使用する獅子頭

<関係地>岡崎市千万町町 八剣(やつるぎ)神社 (名鉄名古屋本線本宿駅から車で40分)
<概要>
千万町(ぜまんじょう)の八剣神社で行われる千万町神楽は,250年以上受け継がれている神楽であり,県の無形民俗文化財に指定されている。神楽とは,神社の本殿で奉納される歌の踊りのことで,毎年,5月の祭礼の日に行われており,農作物の豊作と悪魔払いの願いが込められている。獅子が御幣(ごへい)と鈴をもって舞い,幸せを引き寄せると言われている。
千万町神楽は,大正時代に一度絶えかけたが,地域の人たちが安城に伝わっている神楽を勉強に行き,再び始められた。昭和の初期が最盛期で,当時の数少ないレクリエーションとして人気があった。現在も,千万町神楽保存会を中心に続けられている。
演技で使う楽器は,太鼓と横笛で,舞をするときの曲には楽譜がないので,昔から人から人へと伝えられてきた。演技をする人は,獅子役と才蔵役の2人で,獅子頭はとても重いので,獅子頭に付いているひもを頭の後ろでしばり,固定している。才蔵は,両手に小道具を持って踊る。

<学習のポイント>
千万町神楽が,現在どのように行われているのか調べてみよう。
伝統の技を受け継いでいくため,どのような苦労をしているのか,また,受け継ごうとしている人たちの思いについて考えてみよう。

<見学のポイント>
千万町神楽の行われる八剣神社の近くには,くらがり渓谷もあるので,祭りの見学とともに,春のくらがり渓谷にも足を運んでみたい。

<参考資料>
「ふるさと読本 ぬかた」額田町教育委員会
  「額田町史」

<問い合わせ先>
岡崎市教育委員会社会教育課文化財班 0564−23−6177

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