船山古墳 (ふなやまこふん)<時代>古墳時代  <地域>東三河
埴輪棺の模型

<所在地> 豊川市八幡町上宿  (名鉄名古屋本線国府駅下車徒歩3分)
<概要>
 船山古墳(ふなやまこふん)は東三河最大級の前方後円墳で,全長94m,前方部幅約65m,後円部直径56m,高さ6.5m,後円部を東に向け周囲に堀は確認されていない。築造の時期は,石室の形態が竪穴式であることや出土した埴輪(はにわ)などから,古墳時代の中期と考えられる。発掘調査の結果,円筒埴輪(えんとうはにわ)が古墳の周りに40基,高さ3mのところには1列28基が確認されている。また1988年(昭和63)年の調査では円筒埴輪を利用した埴輪棺(はにわかん)が発見された。被葬者は大化改新以前にこの地方の支配を朝廷から任された豪族だと考えられている。 
<学習のポイント>
 前方後円墳は,古墳時代の全盛期に日本独自の形態として発達した。船山古墳は県下でも3番目に大きな古墳であり,地方における古墳文化の広がりを理解させたい。 
<見学のポイント>
現在,船山古墳は前方部の一部と後円部の半分を削り取られてしまっている。発掘調査で発見された埴輪棺の復元模型がすぐ隣の豊川信用金庫の駐車場に展示してあり,見学できる。また,その他の遺物は豊川市地域文化広場に保存展示されている。
<参考資料>
「豊川市史」・「愛知県の歴史散歩」・「豊川の歴史散歩」・「図説東三河の歴史」
<問い合わせ先>
  豊川市地域文化広場ふるさと資料館 (0533)85−3775

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