鳳来寺仁王門(ほうらいじにおうもん) <時代>江戸時代 <地域>東三河
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鳳来寺仁王門 |
鳳来寺と鳳来寺山 |
<所在地> 新城市門谷(JR飯田線本長篠駅下車豊鉄バス田口行き鳳来寺下車徒歩20分)
<概要>
鳳来寺山は,標高684m,旧鳳来町の象徴ともいえる山で,「ブッポウソー」の鳴き声で有名な愛知県の県鳥コノハズクの生息でも有名な山である。麓(ふもと)の表参道を北に進み,1425段の石段を中ほどまで登ったところに鳳来寺仁王門はある。江戸幕府3代将軍徳川家光の寄進によって建てられた入母屋造(いりもやづくり),銅板葺き(もとは檜皮葺き),蟇股(かえるまた)の斗拱(ときょう)に,天竺様式がみられる朱塗りの重層楼門である。国の重要文化財に指定されている。
<学習のポイント>
3代将軍徳川家光が仁王門を寄進した経緯を調べてみよう。また,鳳来寺と徳川幕府との関係について調べてみよう。
<見学のポイント>
仁王門から石段をさらに登ると,日本名木百選にも数えられる樹齢700年という傘杉がある。石段を登りきったところに,鳳来寺の本堂がある。
<参考資料>
「東三河の歴史」「図説東三河の歴史」「愛知県の歴史散歩」
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