笹踊り・七福神踊り(ささおどり・しちふくじんおどり) <始まり>鎌倉時代・江戸時代 <地域>東三河
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笹踊り |
七福神踊り |
<所在地>豊川市御津町御馬梅田 引馬神社 (JR東海道本線愛知御津駅下車徒歩15分)
<概要>
現在8月の第一土・日に行われる引馬神社の例祭の本祭りに,御輿(みこし)が西御馬の八幡社に渡御(とぎょ)するにしたがって,一定の場所で笹踊りと七福神踊りが奉納される。
鎌倉時代からの神事である笹踊りは,市女笠(いちめがさ)に錦織りの陣羽織りと紫綸子(むらさきりんず)の裁着袴(たっつけばかま)を着用し,胸に大小の太鼓をくくりつけ,三人が囃子(はやし)に合わせて演じる踊りである。
七福神踊りは,1841年(天保12)のころから伝わる御馬の漁業の盛況を祈念し,先頭を進む白狐が陽物をかたどった朱塗りの棒を手に,他の六福神をたぶらかして先導し踊る趣向であり,悪魔退散を祈るつえの踊り,農業の豊年を祈る鈴の踊り,大漁を祝う綱の踊りの三つの踊りで構成されている。
<学習のポイント>
代々伝わる神事を協調して伝承し続けることの意味を考えてみよう。
<見学のポイント>
御輿の渡御に随っていけば,笹踊りと七福神踊りが見学できる。8月の第一土・日に行われる。
<参考資料>
「みと歴史散歩」「愛知県の歴史散歩」「文化財のしおり」
<問い合わせ先・ホームページ>
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