１．ハブ（ＨＵＢ）

　（１）リピータハブ

集線装置
送られてきたデータ（パケット）は接続されているすべての機器に送信
余分なデータが流れるため、接続している機器が多ければ多いほど無駄が増える
他の機器が同時にデータを流すとデータ同士がぶつかってしまう（コリジョン）
弱くなった信号を強くすることができる

　（２）スイッチングハブ

集線装置
各ポートに接続されているＰＣのＭＡＣアドレスが登録されている
送られてきたデータは必要な機器にだけ送信できる
同じ機器同士がデータを同時に送信するとデータ同士がぶつかる
弱くなった信号を強くすることができる

２．ルータ

異なるネットワーク同士を接続することができる
送信先のＩＰアドレスとルーティングテーブルを参照して、適切なルート選択をしてくれる
ルーティングテーブルに送信先ＩＰアドレスがない場合は、デフォルトゲートウェイに送信する

３．ゲートウェイ

プロトコル（通信規約）の異なるネットワーク同士でのデータ転送ができるようにする

≪Ｗｅｂページが表示されるまで≫

ネットワーク機器の役割を復習しよう

①ブラウザのアドレス欄にＵＲＬを入力

②入力されたＵＲＬをＤＮＳサーバに問い合わせ、ＷｅｂサーバのＩＰアドレスを知る

③取得したＩＰアドレスを持つＷｅｂサーバを目指す

④集線装置であるＨＵＢに到着
　（HUBにはリピータＨＵＢとスイッチングＨＵＢがある）

⑤Ｗｅｂサーバが外部のネットワークにある場合は、デフォルトゲートウェイのルータを通って外部へ向かう

⑥ルータはルーティングテーブルとＷｅｂサーバのＩＰアドレスを比較し、Ｗｅｂサーバまでの最適なルートを探す
　（異なるネットワークであっても接続することができる）

⑦ルータを経由しながらＷｅｂサーバにアクセスする

⑧Ｗｅｂサーバは要求されたデータをＰＣに送る

⑨Ｗｅｂページが表示される