タブレット端末を活用した授業実践


 科目の中の位置付け


簿記
(2)取引の処理 エ 固定資産

 内容


1 ねらい

(1)固定資産の意味や種類について理解させる。

(2)固定資産の取得と売却に関する仕訳を理解させる。

2 使用教材

(1)教科書

(2)問題集

(3)電卓

(4)Windowsタブレット端末

    (簿記仕訳の問題使用マニュアル)(PDF :50KB)

    (簿記仕訳の問題【生徒用】)(Microsoft Excel :227KB)

    (簿記仕訳の問題【教員用】)(Microsoft Excel :172KB)
※データファイルは右クリックして保存してから御利用ください
    Internet Explorer「対象をファイルに保存(A)...」
    FireFox「名前を付けてリンク先を保存(K)...」
 

3 授業の展開方法

(1)2〜3人のグループを作り,タブレット端末を用いて前時までの単元について復習する。

(2)本時の学習内容についても,タブレット端末を用いてグループワークにより理解を深める。

授業展開


時間配当(50分)

HR教室にて
時間配当 学習内容 指導上の留意点
 15分
 ・前時までの単元を復習する。  ・2〜3人でグループを作らせる。
 ・タブレット端末の初期画面で前時までの取引にチェックを入れさせる。
 20分
 ・固定資産の意味と種類を理解する。  ・消耗品費との違いを理解させる。
 ・分類について理解させる。
 ・固定資産の取得について理解する。  ・付随費用を加えることを留意させる。
 ・固定資産の売却に関する基本仕訳について理解する。  ・売却価格と帳簿価格を比較して,売却価格が多い場合は,差額分を固定資産売却益で処理することを理解させる。
 ・売却価格と帳簿価格を比較して,売却価格が少ない場合は,差額分を固定資産売却損で処理することを理解させる。
 15分  ・単元の問題演習をする。  ・タブレット端末の初期画面で固定資産までの項目にチェックを入れ,グループで演習をさせる。

授業のポイント


(1) タブレット端末を用いて,Excelマクロを利用した簿記仕訳の問題を利用することで,多くの種類の問題に触れさせる。

(2) グループワークにより,お互いの知識を高めさせる。