プロジェクタを使って教室で視聴

   製作したアニメーションを授業や発表会などで視聴する場合,プロジェクタでスクリーンに投影して使用することが多いと思います。ブラウザやプレゼンテーションソフトに組み込んで表示する方法は(1)や(2)で説明したとおりです。しかしアニメーションだけを単独に簡易に表示したい場合や,情報コンセントなどを利用して教室にBPRパソコンなどのノートPCを持って行き,教卓上で提示するなど手軽に提示したい場合は,既存のメディアプレイヤーで再生する方法の方が適しています。

 

   Windowsに標準に入っているWindows Media Playerでも表示できますが,セキュリティの設定によって再生できないこともあります。そこでフリーウェアのclsid 版 Media Player Classic (MPC)などを使います。このソフトウェアはpa氏が日本語化してファイラァハンタァというホームページで公開しています。「MPCの日本語化」からダウンロード画面に移動できます。

図12-1 MPC


   このソフトウェアでswfファイルを直接開いて視聴することができます。再生と停止もソフトウェア上から行えるので,単独再生には適しています。他にもswfを直接視聴できるソフトウェアは数多くあります。swfを表示するために必要なCODEC(コーデック:動画などの変換ソフトウェア)があれば使い慣れたメディアプレイヤーで提示することができます。もしCODECがなくて表示できない場合,ffdshowなどのフリーのCODECパックをインストールする方法もあります。ffdshowはnon existentのページで日本語化パッチも配布しています。

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