メッセージやHTMLファイルの共有に限定したグループウェア(1/3)
グループウェアとは,コンピュータとネットワーク技術を利用して複数の人々が協調して進める協同作業を支援するシステムです。
ここでは Tetsuo Ozeki 氏が開発されたフリーソフトウェア「学校用単純グループウェア」を紹介します。
グループウェアの一般的な機能は次のとおりです。
電子メールや電子掲示板等を使って情報交換する。
組織における業務の作業手順や流れをネットワーク上で管理し,一連の作業が円滑進められることを支援する。
例えば,出張申請の場合
本人による出張申請書類の作成と上司への提出→上司の承認(課,部)→出張後の報告書の作成と上司への提出
各メンバーの行動予定や施設(会議室等)の予約状況を一括管理し支援する。
グループワークで利用される様々なドキュメントをメンバー間で共有できるようにする。
上記以外にも様々な機能があります。
「学校用単純グループウェア」は学校内の小規模なLAN上で使えるシンプルなグループウェアです。メッセージとHTMLファイルの登録・閲覧が行えます。機能が単純で限定されている分,インストールや初期設定,メンテナンスが容易です。LAN上でのファイルのコピーさえ行えるようになっていれば,サーバー用のOSのないネットワークでも使えます。
「学校用単純グループウェア」は,Vector のホームページ等からダウンロードすることができます。
http://www.vector.co.jp/
平成16年12月現在では,以下のものが最新バージョンです。
segroup2.lzh(size 2.21MB)
対応OS Microsoft Windows 98,Microsoft Windows NT4.0,Microsoft Windows 2000,Microsoft Windows Me
1. ダウンロードした segroup2.lzh ファイルを解凍します。
2. 解凍してできた segroup2 フォルダの中にある setup.exe をダブルクリックし,インストーラの指示に従います。
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