単元構想( 家庭と家庭生活:18時間 )

「幼児の発達と家族―体験活動を大切にした学習―」

学習の段階とねらい 時間 生徒の活動  生徒の意識の流れ 教師の手だて
【生活の発見】
・VTRを視聴したり体の発達を学習したりすることで幼児に関心をもつ。

・聞き取り調査やVTRにより家族の子供への思いを知る。


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「子供の成長について知ろう」

・VTRを視聴する。

赤ちゃんって、すごいね。

・幼児期の発達について知る。

小さい頃はわがままなんだね。
・自分の成長の聞き取り調査をすることにより、家族の思いにふれる。

・大切に育てられてきたんだな。

・乳幼児に関するVTRを視聴し、乳幼児期の特徴や能力について知らせる。
・自分の成長の聞き取り調査をすることにより、家族の思いにふれる。

【生活の確認】

・実際に幼児とふれあうことで、幼児に対する理解を深めるとともに、接し方についての課題をもつことができる。

・幼児の視野や手を疑似体験し、幼児の体の特徴を理解し、生活の自立の援助の仕方を考えることができる。 



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 「幼児とふれあおう」


・保育園や幼稚園を訪問する。
  幼児って小さくてかわいいな。
  とっても素直で純粋だな。

・課題を見付ける。

  ふざけ過ぎて困ったよ。
  けんかを止めるのが大変だ。
・チャイルドビジョンや軍手を使って、幼児の擬似体験をする。
  横が見えないし、物がつかみに
 くいね。


・実際に幼児とふれあうことで、幼児に対する理解を深める。

・自己紹介をして握手をする、慣れてきたら抱き上げる、など具体的に活動のポイントを示す。

・次回の訪問に備えて課題をもたせる。

・幼児の視野や手を体験することで、幼児に対する理解を深める。

【生活の追究】

・幼児のよりよい発達のために、家族や周囲の人々はどう接したらよいのか、ロールプレイングで考える。


・幼児が喜ぶ遊びを考え、練習をしたり、遊んだりする。




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「幼児の発達と家族の役割につい

て考えよう」


・ロールプレイングする場面を決める。

  僕はこういう場面で困ったよ。
・班でロールプレイングをする。
  危ないことをしたときは、大き
 な声で叱った方がいいよ。

「遊びの練習をしよう」

・幼児が喜ぶ遊びを練習する。
  僕は紙芝居の読み聞かせを練習
 しよう。
  私は、折り紙やあやとりの練習
 をしよう。
・ロールプレイングを通して幼児へいろいろな立場での接し方を考える。

・家族の役割についての考えを深めさせる。





・地域の人材バンクの方に来ていただき、読み聞かせ、折り紙、あやとりなどを学び、次の訪問に備える。

【生活の拡大】

・練習した遊びで幼児と楽しく遊び、幼児と仲良くなると同時に、年上であることを自覚し、幼児の発達に必要な言葉がけをすることができる。

・幼児を取り巻く社会環境や子育ての悩みや喜びに気付く。

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 「もっと上手に遊ぼう」

                

・二度目の訪問をする。

 私の読み聞かせを、子供たちは喜んでくれるかなあ。

 いけないことをしたら、きちんと叱ってあげよう。

「学習のまとめをしよう」
                 

・今までの学習の感想を、新聞形式でまとめ、紙上発表する。

 子供を育てるのってたいへんだけど、喜びも大きいんだね。

・二度目の訪問で、今までの学習を生かした活動をする。






・新聞の記事を集めるなどして、幼児を取り巻く社会環境や家庭の環境にも目を向け学習のまとめをする。



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