1  題材名

幼児理解を深めるための体験活動を大切にした学習

  ―3年 幼児の発達と家族―(B 家族と家庭生活

2  実践の概要

・擬似体験を通して幼児のころの自分を知る。
・子どもの成長に果たす家族の役割を考える。

3 内容の要約             

<単元構想> 18時間

○ 子どもの成長について知ろう 3時間
・赤ちゃん誕生のVTRを視聴する。
・家庭で自分の乳幼児期の聞き取り調査をする。
・家族の子どもへの思いを話し合う。

○ 幼児と触れ合おう 5時間
・保育所や幼稚園を訪問する。
・幼児に接した感想を話し合う。
・幼児の視野と手を擬似体験する。
(チャイルドビジョン、軍手を使って)

○ 幼児の発達と家族の役割について考えよう 3時間
・幼児とのよりよい接し方を、ロールプレイングを通して考える。

○ 遊びの練習をしよう           時間
・読み聞かせ、あやとりなどの練習をする。

○ もっと上手に遊ぼう 2時間
・読み聞かせ、あやとりなどの練習をする。
・2度目の訪問をする。

○ 学習のまとめをしよう  3時間
・今までの学習を新聞形式にまとめ、紙上発表する。
・新聞の記事を集めるなどして、社会や家庭の環境にも目を向ける。

軍手を使って

軍手を2重にして、左手にはめて鉛筆を持ち字を書いたり、絵を描いたりしてみる。

また、両手に軍手をはめ、ボタンを掛けたり外したりしてみる。

「幼児の手」の疑似体験が簡単にできる。

チャイルドビジョン

画用紙に印刷し、切って組み立てるだけで幼児の視界が体験できる、チャイルドビジョンができる。 

階段を上がり降りしたり、運動場を歩いてみたり、道路の横断歩道に幼児の背丈になるようにすることで,幼児の視界が体験できる。

1.単元構想
2.資料 教具「チャイルドビジョン」
3.資料 ワークシート「チャイルドビジョン」
4.資料 ワークシート「幼児体験をしよう」

 

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