A 概要
生徒が学習した内容や実践した事柄を題材の終了とともに終わりにせず,自らつかみ取った知識を用いて実践に結び付けたり,実践したことを更に発展させ,生活の中で生かす工夫をしたりできるように,2つの題材を設定した。
「わたしたちの体をつくるヘルシーで安全な食事を作ろう」では,食品の安全性について考えたり,家族のための献立の工夫,地域の人々の食生活の工夫を考えたりするなど,食材についての知識を深めつつ,地産地消のよさや昔ながらの知恵などを実感させるための授業を展開する。そして,生徒それぞれのライフスタイルに合った調理法や調理実習を通して家庭での実践を目指す。
「環境にやさしい暮らしを考えよう」では,地域の様子を生活という視点で眺め,自分たちの暮らし方と環境について考えさせる。その後,自分にできる環境にやさしい暮らし方を実践する。その際,今まで学習した,衣・食・住それぞれにおける環境資源とのかかわりについて考え,自分の生活に生かせるようにしたい。実践を報告し合い,その中で学んだことを,更に地域を意識した自分なりの生活の工夫としてまとめさせ,様々な形で発信させる。
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