○アナログとはある連続した量を他の連続した物理量に変換して表現する方式。
○デジタルとはある連続した量を連続的ではなく、段階的な値を用いて表現する方式。これを標本化(サンプリング)・量子化するという。
○PCMとはアナログ信号をデジタルデータに変換する方式の一つ。アナログ信号を標本化(サンプリング)・量子化し、得られた信号の大きさを2進の数値データとして表現する。
○PCM音源とはPCMデータをDA変換装置によって変換する(デジタルをアナログに変換)ことで音を再生する装置(サンプラー、サンプリング音源のこと)。
○MIDIとは音の情報を音の高さ、長さ、音色などに分け、数値化して記録する規格。
複数の電子楽器を、たとえ異なるメーカーの製品であっても連動して鳴らすことができるように作られた規格である。 音の波形をそのままデジタル化したPCM方式に比べてファイルサイズが小さい。音楽制作の現場のみならず通信カラオケ、携帯電話の着信メロディ等で幅広く利用されている。
○GM(General MIDI) とはMIDIの基本となる規格で、(異なるメーカー間の互換性を取り決めた)128種類の音色が使用できる。
○MIDIの演奏データを記録するための基本ファイルフォーマットとしてSMF(Standard MIDI File)がある。異なるユーザでの使用、データを公開する場合に適している。
○GM音色とコード番号について
1 Acoustic Piano ・・・・ 7 Harpsichord ・・・・25 Acoustic Guitar (nylon)・・・・33
Acoustic Bass・・・・51 Synth Strings1・・・・67 Tenor Sax・・・・74 Flute・・・・108 Koto・・・・115
Steel Drum・・・・128 Gunshot
というように音色の並び方を中心に、音(128種類)を異なるメーカーの間で統一した規格。
○DTM(Desk Top Music)とは家庭内・個人でコンピュータを使って音楽を作ったり編集したりすること。 パソコンと電子楽器をMIDIなどで接続して演奏する音楽。
○サウンドカードとは音声を録音・再生するための周辺機器。オーディオ・インターフェイスという場合もある。
○音声データのファイル形式にはSMF(Standard MIDI File)、Windows標準のWAVE、約1/10圧縮したMP3などがある。
○現在の音楽制作ソフトの主流はMIDI+AUDIO対応のDAW(Digital Audio Workstation)ソフトウェア。マイクやライン入力した音や音声をデジタル化してハードディスクに保存できるオーディオ入力とMIDI入力、およびその再生ができる。