燃焼実験

目 的
  布を燃やすことによって,繊維の識別ができることを知る。
  繊維の種類によって,布の性質が違うことを理解する。

準備するもの
  試験布(綿・毛・アセテート・ナイロン・ポリエステルなど)

  アルコールランプ

  ピンセット
  受け皿

実験内容

  アルコールランプの炎に近づけたとき,触れたときの,布の燃え方・臭い・燃えかすを観察する。

生徒の感想
  布によって燃え方が違った。ポリエステルなどは布が溶けてしまい,驚いた。
  布が燃えたときの臭いがくさかった。アセテートは酸っぱい臭い,毛は毛髪が燃えるような臭いがした。

成果と課題
  実験を通して,繊維の種類によって性質が違うことを理解させることができた。
  布の燃やし方(炎への近づけ方)が一定でないため,正確な実験結果が出せないグループもあった。
  1時間の授業の中で実験と解説を行うため,5種類の布しか試すことができなかった。時間的な余裕があればもっと多くの種類の布を試せたと思う。