寺田栄一
(てらだえいいち)


  明治37年(1904)~昭和47年(1972)。名古屋市に生まれる。大正12年(1923)作家の小山内薫(おさないかおる)と知り合う。俳句は大正14年(1925)久保田万太郎の門下に入る。大正15年(1926)築地小劇場の客員となる。昭和3年(1928)小山内薫の逝去と共に築地小劇場を退く。昭和22年(1947)より十数年にわたりNHKのラジオドラマの演出などを手がける。ねんげ句会同人。

 

”寺田栄一句碑"


鎮守への裏の畑みち鵙高音

※鵙(もず)・・・百舌。モズ科の鳥。全長は20センチメートルほど。性質は荒
          く、トカゲやカエルなどを捕らえ、木の枝などに突き刺して
          おく習性は「モズの速贄(はやにえ)」として知られる。秋
          の季語。



鹿島神社文学苑の句碑