動物を分類しよう IN 東山動物園


解説 両生類

オオサンショウウオの写真 モリアオガエルの写真 アズマヒキガエルの写真
オオサンショウウオ モリアオガエル アズマヒキガエル

 約4億年前,最初に陸上生活を始めたセキツイ動物です。古生代より,多くの化石種が知られていますが,現在生息しているものは,有尾目(イモリ類とサンショウウオ類)・無足目(アシナシイモリ類)・無尾目(カエル類)の三つのグループになります。
 
 両生類の子孫の残し方は様々で,多くは卵生ですが,幼体を産む卵胎生のものもいます。産卵場所についても多種多様で,一般的には池や川などの水中で産む種が多いのですが,地上や地中に産卵する種や,モリアオガエルのように樹上で産卵する種もいます。また,卵は堅いからをもちません。基本的に,子供のときはえら呼吸で水中で生活し,大人になると陸上で生活することができるようになります。

 基本的に乾燥に弱いため,水辺などの湿った環境が生息域の中心であり,陸上で活動可能なからだをもちながら,水のそばで生活をしている種が多くなっています。


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