半田の食酢(はんだのしょくす)  <始まり>江戸時代    <地域>知多

博物館「酢の里」 運河に立ち並ぶ酢の工場

<関係地>半田市中村(JR武豊線半田駅下車徒歩3分)
<概要>
  酢は独特の酸味があり,肉・魚・野菜などどんな素材にもよく合う調味料である。 また,防腐や疲労回復にもなるとされている。半田市では,この食酢づくりが盛んである。 江戸時代,知多半島では酒づくりが盛んに行われており,尾張国知多郡半田村(現半田市) の初代中埜又左衛門も酒造業を営んでいた。酒をつくると酒粕が出るが,1804年(文化1), 又左衛門はその酒粕から醸造酢をつくることに世界で初めて成功した。この酢は,値段も安く 甘味が多かったため,江戸での「江戸前寿司」に使われるようになり,知多の廻船によって 全国に広まっていったのである。現在では,全国の家庭用食酢の70%以上を生産している。

<学習のポイント>

  江戸時代,太平洋に張り巡らされた廻船によって物資が運ばれた様子について調べてみたい。また,酢づくりにおける苦労や工夫について調べてみたい。

<見学のポイント>

  博物館「酢の里」では,江戸時代や現代の酢作りの様子について学習することができる。また,すぐ横には半田運河があり,運河沿いには黒い板壁の酢工場が並び風情がある。

<参考資料>

  「尾張のわざ」「半田市誌」

<問い合わせ先>

  博物館「酢の里」(0569)24-5111 http://www.mizkan.co.jp/company/csr/sunosato/
  半田市立博物館 (0569)23-7173 http://www.city.handa.lg.jp/contents/hakubutukann.html

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