有松・鳴海絞(ありまつ・なるみしぼり) <時代>室町時代 <地域>名古屋
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絞の作品 |
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宿の町並み |
<所在地> 名古屋市緑区有松町・鳴海町(名鉄名古屋本線有松駅・鳴海駅下車すぐ)
<概要>
名古屋の絞り染めは,今から約400年前の名古屋城築城の際、1608(慶長13)年に、九州豊後の人々によって伝えられた。尾張藩が知多の木綿を利用した有松絞を藩の特産品として保護し、絞開祖竹田庄九郎を御用商人に取り立てたことから始まった。東海道を往来する旅人が、郷土への土産に絞りの手拭、浴衣などを買い求め、街道一の名産品となり、北斎や広重の浮世絵に描かれるに及んでいる。
昭和50年には,通商産業(現経済産業)大臣より伝統的工芸「有松・鳴海絞」として指定を受けている。また、町並みの景観は、名古屋市の町並み保存第1号に指定されている。
<学習のポイント>
伝統の絞りの技法は100種にも及ぶ。どのようなものがあるか調べてみよう。
<参考資料>
「有松町史」「緑区誌(区制20周年記念)」
<問い合わせ先・ホームページ>
愛知県絞工業組合 052-621-1797
有松鳴海絞会館(有松絞商工協同組合) http://www.shibori-kaikan.com/
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