冨田の一里塚(とみたのいちりづか)  <時代>江戸時代  <地域>尾張
榎の植えられた冨田の一里塚 一里塚の碑

<所在地> 一宮市冨田(名鉄名古屋本線名鉄一宮駅下車,名鉄バス乗り換え,蓮池口下車徒歩5分)
<概要>
 江戸時代,各街道沿いには一里塚が設置されて,旅ゆく人々の距離の目安とともに,休息の場ともなっていた。そもそもは,徳川家康が松並木と紛らわしくないように「余の木を植えよ」と言ったのを,榎(えのき)と聞き違えて植えたと伝えられているが,各一里塚には街道左右に榎が植えられていた。今その面影をとどめているものは少ないが,美濃路の途中,萩原宿(はぎわらじゅく)と起宿(おこしじゅく)の間にある冨田の一里塚は,往事を偲(しの)ばせている。
 左右の塚とも高さ1.8m,底部9.2mの方形で,その上に榎の老木が植えられている。1937年(昭和12)に国の史跡に指定され,現在も時折,剪定(せんてい)が行われ,しっかりと保存されている。
<学習のポイント>
 一里塚の果たした役割,五街道と脇街道などについても学習する。 
<見学のポイント>
 江戸時代の姿を伝える一里塚は,ほとんど残っていない。あってもたいていは片側だけである。左右の塚と榎の残る冨田の一里塚を通じて,当時の旅人のように休息し,1kmほど先の起宿まで歩いてみるのもよいだろう。
<参考資料>
 「美濃路」 「愛知県の歴史散歩 上」
<問い合わせ先・ホームページ>
 
一宮市尾西歴史民俗資料館 0586-62-9711 http://wwwsv.city.ichinomiya.aichi.jp/division/rekimin/

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