小牧山 <時代>戦国時代 <地域>尾張
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小牧山と小牧城 |
歴史館 |
<所在地>
小牧市堀の内1の1(小牧ICより車5分)
<概要>
1563年(永禄6)信長は,美濃支配の拠点を清洲から小牧へと移し,小牧山に築城した。山全体を要塞にするため,山頂から麓まで五段の塁濠を作り,山頂に屋敷,中腹に馬場を作り,要所には重臣の邸宅を置いた。当時,北側は池沼で自然の要塞であったが,南側は原野のため,あちこちに堀を作った。それらが今なお山中に見られる。
<学習のポイント>
1584年3月,池田恒興(つねおき)は秀吉の求めで犬山城を攻めた。また,秀吉軍の森長可(ながよし)は秀吉の援護で羽黒(はぐろ)へ進出した。これを知った家康軍は,羽黒の長可の陣営を攻め,打ち破った。家康はこの後,兵を率いて小牧山へ入った。小牧山は,北に9qで犬山城,西南へ8qで清洲城という軍事上重要な場所であった。
<見学のポイント>
小牧山は,小牧市の中央,市街地の西側にあって,濃尾平野に孤立する標高85.9mの小さな山である。昭和2年一般に公開され,国より史跡の指定を受け,その後徳川家から小牧町(当時)に寄付された。
歴史館(小牧城)は,平松茂翁が私財を投じて建設し,小牧市に寄付されたものである。館内には,市指定文化財の銅鐸,銅鏡をはじめ考古・民族・歴史資料などが展示されている。
<参考資料>
「小牧市史」・「小牧市制40周年記念市勢要覧」・中学校社会科副読本「小牧」
<問い合わせ先・ホームページ>
小牧山「歴史館」 0568-72-0712
小牧市役所 0568-72-2101(代)
小牧市
http://www.city.komaki.aichi.jp/
文化財
http://www.city.komaki.aichi.jp/contents/11103010.html
小牧山
http://www.city.komaki.aichi.jp/contents/11104320.html
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