問屋記念館(とんやきねんかん) <時代>江戸時代 <地域>尾張
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| 問屋記念館(山田九左衛門家住宅) |
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| 帳場等展示資料 |
<所在地>清須市西枇杷島町西六軒20(名鉄名古屋本線二ツ杁駅下車,徒歩5分)
<概要>
江戸時代初期,徳川家康により「下小田井(しもおたい)の市」が開かれた。主に青果市場として発展し,当時は,江戸の神田,大阪の天満と並び,日本三大市場に数えられた。また,東海道と中山道を結ぶ美濃路のにぎわいも,この市の発展に関係した。この問屋記念館は,下小田井の市の有力な青果問屋の山田家の住宅である。江戸時代の問屋の形態を現在に残している。名古屋北部市場への移転までおよそ350年間,下小田井の市があった西枇杷島町は,市場の町としてにぎわいを見せた。
<学習のポイント>
「下小田井の市」を調べることにより,江戸時代の交通の整備と産業の発展のかかわりを考えてみよう。
<見学のポイント>
当時の商家の間口や奥行きなどの造りの特徴を,現在の住宅や個人商店と比較してみよう。
<参考資料>
「清州町史」 「問屋記念館(問屋記念館資料)」
<問い合わせ先・ホームページ>