石刀祭(いわとまつり)  <はじまり>江戸時代  <地域>尾張
石刀神社 山之小路車(やまのしょうじしゃ)

<所在地>一宮市今伊勢町馬寄字石刀 (名鉄名古屋本線石刀駅下車徒歩15分)
<概要>
 関ヶ原の合戦の時,徳川軍が石刀神社で陣の立て直しを行った。そのため,社殿等が壊れ石刀神社は荒廃したが,合戦の後,勝利をおさめた徳川家康の命令によって修復された。石刀祭は,その奉祝として山車(だし),献馬(けんば)を奉納したのが始まりとされている。以前,山車は5台あったが,戦災で大聖車(だいしょうしゃ),中屋敷車,山之小路車(やまのしょうじしゃ)の3台になった。いずれも市指定有形民俗文化財となっている。
<学習のポイント>
 関ケ原の合戦や徳川家康がたどった道すじを調べるとよい。
<見学のポイント>
 例祭の神事は毎年4月19日に行われ,この後,最初の日曜日に山車からくりと献馬が奉納される。囃子にあわせて披露されるからくりは,「綾渡り」「大車輪」「倒立」の離れからくりで,必見である。
<参考資料>
「尾張の文化財とくらし」

<問い合わせ先>
一宮市役所 (0586)73-9111 http://www.city.ichinomiya.aichi.jp/

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