黄金堤(こがねづつみ) <時代>江戸時代 <地域>西三河
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黄金堤 |
黄金堤の石碑 |
<所在地> 西尾市吉良町岡山下り松 (名鉄西尾線上横須賀駅下車徒歩45分)
<概要>
現在黄金堤がある地域一帯は,江戸時代には広田川や須美川が洪水を起こし,水路もそのたびごとに変わるという泥沼地帯だった。そのため,その南にある吉良領は洪水が起こると田畑や家財が流される心配があった。そのため,吉良義央(きらよしひさ)が,1686(貞享3)年9月に鎧が淵(よろいがふち)の上流に堤を築いて,流れを西方の矢作古川に合流させるようにした。この事業は,義央が私財を投じて領民の力を結集し,一夜にして築堤されたという。
<学習のポイント>
吉良の名君であり,「赤馬の殿様」と言われた吉良義央である。その業績の具体例としてふさわしい。
<見学のポイント>
吉良義央が行った他の業績には,妻富子の眼病全快の報恩のために干拓した富好新田(とみよししんでん)がある。
<参考資料>
「愛知県の歴史散歩」
<問い合わせ先・ホームページ>
吉良町歴史民俗資料館 0563−32−3373
西尾市教育委員会事務局文化振興課 0563−56−2459 http://www.city.nishio.aichi.jp/index.cfm/8,0,91,408,html
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