姫小川古墳(ひめおがわこふん) <時代>古墳時代 <地域>西三河
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浅間神社 |
姫小川古墳 |
<所在地> 安城市姫小川町姫 (名鉄西尾線 桜井駅下車,徒歩15分)
<概要>
全長66m,前方部幅31.5m,前方部高さ4.5m,後円部幅39m,後円部高さ9mの前方後円墳である。桜井古墳群の中では,二子古墳に次いで2番目に大きい古墳である。後円部の墳頂には浅間神社(せんげんじんじゃ)の社殿が建てられており,かなり削られてはいるものの,旧状はうかがえる。後円部が極端に高く,前方部が低いのが特徴である。築造年代は二子古墳と同じ4世紀ころと思われる。
<学習のポイント>
古代国家の成立と地方の有力豪族との関係を考えていく段階で,古墳がもつ意味を考えさせたい。
<見学のポイント>
古くから「王塚」と呼ばれてきた。姫小川古墳の北100mにある姫塚古墳は,伝説によると7世紀中頃,孝徳天皇の皇女綾姫が配流(はいる)されてこの地に永住したので,その墳墓だという。また「姫」という地名は,綾姫に由来するものとも考えられている。
<参考資料・ホームページ>
「愛知県の歴史散歩」「安城市文化財図録」
安城市ホームページ http://www.city.anjo.aichi.jp/shisei/shisetsu/kyoikushisetsu/maibun-sites-himeogawasz.html
<問い合わせ先>
安城市教育委員会生涯学習部文化財課 0566-77-4477
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