赤岩寺(せきがんじ) <時代>鎌倉時代 <地域>東三河
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赤岩寺山門 |
愛染明王堂 |
<所在地>豊橋市多米町赤岩山(豊橋鉄道市内線赤岩口下車徒20分)
<概要>
赤岩山赤岩寺(あかいわさんせきがんじ)は762年(神亀3)行基(ぎょうき)によって開かれたと伝わる。平安時代に真言宗に改宗し高野山の末寺として栄えた。鎌倉時代には源頼朝の命により,三河の守護安達盛長(あだちもりなが)が保護して三河七御堂の一つとして勢力を拡大した。1913年(大正2)の火災で山門、本堂、愛染堂を除いて焼失してしまった。愛染堂の愛染明王坐像(あいぜんみょうおうざぞう)は,国の重要文化財に指定されており、冠を取り外すと中に4pほどの小さな愛染明王像が104体も入っており,他に例を見ない貴重なものとされている。高さが95.6p,檜の寄木造である。
<学習のポイント>
平安時代、国風文化の中で登場する寄木造の技法について、身近にある重要文化財の愛染明王を調べて復習してみるとよい。
<見学のポイント>
国の重要文化財の愛染明王坐像をはじめ、寺の所蔵する寺宝展が毎年11月23日に行われ、見学することができる。
<参考資料>
「豊橋市史」「東三河の歴史」「愛知の歴史散歩」
<問い合わせ先>
赤岩寺 0532-62-0012
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