雨乞祭り(あまごいまつり)   <始まり>江戸時代   <地域>東三河
雨乞祭り 宮道天神社

<所在地>豊川市赤坂町宮路  宮道天神社 (名鉄名古屋本線名電赤坂駅下車徒歩20分)
<概要>
赤坂宮道天神社の本宮は宮路山の山頂付近にあり,その拝殿は山ろくにある。宮道天神社は昔から雨乞いの社として知られており,江戸時代の宝永年間に大干ばつにみまわれたとき,宮道天神社に雨乞いの祈願をしたが霊験がないので,当時の神官金沢某が百万遍の大念仏を修め,のち祈願をしたら大雨が降ったと言われている。それ以後8月の第3土,日曜日に雨乞いの祭りが行われるようになり,お囃子(おはやし)を乗せた3台の山車(だし)やお神輿(おみこし)の渡御(とぎょ)や歌舞伎行列が旧赤坂宿を練り歩き,多くの観光客が訪れにぎわいをみせている。

<学習のポイント>
地元旧音羽町に伝わる雨乞いの祭りのいわれを調査してみよう。

<見学のポイント>
旧赤坂宿を山車やお神輿や歌舞伎行列が練り歩く途中には有名な旅籠大橋屋がある。まるで江戸時代に戻ったようである。8月の第3土,日曜日に行われる。

<参考資料>
「音羽町誌」「音羽の歴史を訪ねて」

<問い合わせ先・ホームページ>
豊川市役所(商工観光課) 0533-89-2140  http://www.city.toyokawa.lg.jp/ (豊川市役所)

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