火おんどり(ひおんどり) 県指定無形民俗文化財<始まり>安土桃山時代 <地域>東三河
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火おんどり |
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信玄塚 |
<所在地>新城市竹広字信玄原 信玄塚 (JR飯田線三河東郷駅下車10分)
<概要>
1575年(天正3)の
長篠合戦(ながしののかっせん)では,武田軍と織田・徳川連合軍の双方に多くの戦死者がでたので,村人は戦没者を信玄塚に手厚く葬った。しかし,夏に信玄塚より多くの蜂が発生して人馬に害を与えたため,村人たちは蜂を武田軍の戦死者の亡霊と考え,大施食とともに松明(たいまつ)をともして供養したことが火踊りの始まりとされている。お盆には各戸で作成した,大きいものでは高さ3メートル,周囲2メートル以上ほどの大きささになる松明を信玄塚の周囲で点火し勇猛果敢に振り回し活気づけ,お祭りをもりあげる。
<学習のポイント>
東三河の設楽原(したらがはら)を主戦場とした長篠合戦が東三河地域に残した影響を調べてみよう。
<見学のポイント>
火おんどりは19:00からの峰田金守宅での採火式,20:00からの御清めを経て,21:00から信玄塚で踊りが行われる。信玄塚での踊りがメインでこれを見るために多くの観光客が訪れる。8月15日に行われる。
<参考資料>
「信玄原の火おんどり」「新城−文化財案内」「奥三河の歳事記」
<問い合わせ先・ホームページ>
新城市役所 0536-23-1111
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