題材の目標及び指導計画
(1) 題材の目標

お互いに助け合ってよりよく生活することについて意欲的に考えたり,自分の生活に生かしたりしようとする。。
家族の声や自分の思いを基によりよい住まい方や生活の仕方を工夫することができる。
衣・食・住・家庭経済といった家庭を支える基本的な知識,技能を各家庭で生かすことができる。
家族や家庭の機能を理解し,快適に家庭生活を送るための方法を知ることができる。
(2) 指導計画(6時間完了)
段 階 ね ら い 学  習  活  動
乙武さんの家族について考えよう 家族や家庭の役割・機能について気付く 乙武さんの家族はどんな家族だろう@

○僕が乙武さんだったらとてもあんなに明るく生きられない。親や周りの 人にあたってしまう。

○乙武さんのお母さんってすごい。きっと,一番ショックだったろうにひと目見て,「かわいい」って言うんだから。愛情かな。
自分の家族・家庭について考えよう 自分の家庭について振り返り,問題点を見付ける わたしの家族ってどんな家族だろう。よいところは?A

○お母さんやお父さんは,いつも忙しくて怒ってばかりいる。すると,私もイライラしてくる。

○中学生になり,こちらから何か聞いても「別に」という返答だけ。もう少し話してくれたらいいのだけど。(母親)


わたしの家でよくしていきたいところは何だろうB

○家庭や家族が癒しの場になるように工夫したい。

○お母さんばかり忙しいのは,大変。本当は,家庭の仕事を分担するべきだろうな。
よりよい家庭にするために,わたしたちにできることを実践してみよう よりよい家族関係にするためにできることを考え,実践する よりよい家族にするためにわたしたちにできることを実践してみようC

○衣類の手入れ 整理

○家族のための栄養と食事

○掃除 住居の手入れ 住まいの安全 家庭経済 


実践の成果をまとめようD

○居間の物の配置などを工夫してくれ,前よりも明るく,家族の集まりやすい場所になりました。(母親)

○ずいぶんと家庭の仕事をやってくれるようになり,頼もしく感じます。(父親)
実践の様子を友達と学び合い,家族と共にさらによりよい家庭をつくろう 実践結果を学級で伝え合い,友達から学んだ工夫を自分の家族に取り入れる 家族に認めてもらった成果を友達と伝え合い,新たな知恵として習得しようE

○おばあちゃんが居間まで自由に行き来できるように,お父さんと廊下に手すりをつけたことに感心した。

○万一の災害時のために,避難袋や持ち出し品を家族で確認することを 提案し,中心になってやったA君に感心しました。我が家にも取り入れます。
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