3 指導案1「乙武さんの家族はどんな家族だろう」

〔目標〕
 ・ 乙武氏と家族とのかかわりについて,意欲的に話し合うことができる。
 ・ 人の成長に家族や家庭が大きな役割を果たしていることに気付くことができる。
 

〔指導過程〕

場面 学習活動(子供の思い・考え) 教師の支援及び留意点 ☆評価
導入 1 学習課題をつかむ。

 乙武さんの家族はどんな家族だろう
○乙武氏について全く知らない生徒が多い場合には,略歴や活躍の様子を紹介する。
展開 2 乙武さんはどんな人か話し合う。

 ○手足がない障害者

 ○友達がたくさんいる

 ○何でもやってみようと挑戦する人

 ○明るくて,自分からよく話す人

 ○障害をもっていても,それを意識していない




3 乙武さんが育った家庭はどんな家族か話し合う。

 ○両親が教育熱心でいろいろなことを教えた

 ○乙武さんが通える学校を,あきらめないで粘り強く探した
 
 ○子供や学校の先生を信頼して,協力したり,任せたりした

 ○障害をもった乙武さんに,本当に必要なことは何かを考えて教育していた
○乙武洋匡著「五体不満足」からの抜粋を印刷, 配布する。

○配付した資料からだけに限定せず,他から知った事柄も認める。










○グループで話し合わせ,発表させる。

○かかわりあっている場面を取り上げることで,家族や周りの人がいて乙武氏を支えていることに 気付かせたい。

☆乙武氏に対する家族の思いに気付くことができたか,話し合いの様子や授業プリントから判断する。
まとめ 4 本時の学習を振り返ってまとめる。

〔評価〕

 ・ 乙武氏と家族とのかかわりについて,意欲的に話し合うことができたか。(授業の様子,授業プリント)

 ・ 人の成長に家族や家庭が大きな役割を果たしていることに気付くことができたか。(授業の様子,授業プリント)



〔授業プリント〕
家庭科授業プリント    乙武さんの家族

1 乙武さんはどんな人だと思いますか。


2 乙武さんのお母さんとお父さんはどんな人だと思いますか。


3 乙武さんと乙武さんを取り巻く人々のよいところは,どんなところだと思いますか。


4 今日の授業を終えて分かったこと,それについて思ったことを書きましょう。




〔資料の紹介〕
  乙武洋匡著「五体不満足」
  講談社 出版    1998年10月発行


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