生徒実習課題例>>分りやすい道路標識、看板
生徒実習課題例

分りやすい道路標識、看板にするには

道路標識情報が正確にわかり易く伝えられますか?


科目の中の位置づけ

社会と情報(1)イ 情報のディジタル化
社会と情報(1)ウ 情報の表現と伝達


実習内容

ねらい

 情報を伝達するには、相手に正確に内容が伝えられなければ、意味がない。そこで、情報を伝達する相手によく分かってもらうために表現を工夫することの必要性を理解する。


実習に必要なもの

  • デジタルカメラ
  • 必要な班には、デジタル録音機
  • 白紙(生徒人数分)
  • 係り記入用紙(班数分)

    係り記入用紙の例を、表示するときはファイル名をクリックしてください。
    "40_hyosiki.doc" Word 97-2003文書 (44KB)
  • 保存するときは[ファイル]→[名前をつけて保存]をしてください。

授業プリント例
 授業用プリント、確認テスト、評価規準の例を作成しました。
     "kakari.doc" Word 97-2003文書 (23KB)

実習方法

  1. この実習に入る数時間前に、道路標識や看板の分りにくい例を登下校時に探しておくように指示しておく。
  2. 提示された道路標識や看板の具体例を見て、どこが不適切か考える。

    不適切な道路標識、看板の具体例
    看板の例

    道路標識の例

  3. どのように改良したらよいか考える。
  4. 改善例を作成し、提出する。

    (ここまでで、実習を完了することも可能)

  5. 次回の授業までに、以下のような情報伝達手段から、情報が正しく伝わらない例を探してくる。
    • 駅の案内標示、アナウンス
    • 看板
    • 道路標識
    • 案内図
    • Webページ
  6. 探した例の改善例を作成し、発表する。


時間配分 100分(前半の50分のみ実施も可能)

時間配分 生徒の動き 教師の動き
15分 学習内容
  • 正確に情報を伝えるための工夫

  • 具体例を見て、どこが不適切か考える。
正確に情報を伝えるための工夫
  • 情報の正確さ
  • 伝達方法の的確さ
  • 異なる解釈が起らないようにすること
  • 親切な表現
不適切な例を提示する。
改善例は、生徒に考えさせたい。

情報が正確に伝わらないという観点から不適切な部分を考えさせる。

生徒を指名しどこが不適切か指摘させる。

25分 実習内容
 各生徒ごとに実習をする。
  • どれか、ひとつを選択し、どのように改善をしたらよいか考える。
  • 具体的な改善例を作成し、提出する(手書きでよい)。
  • 余裕のある生徒は、他の例も考える。
白紙の配布。
組、番号、氏名、改善例、工夫した点を書くように指示する(手書きでよい)。

巡回、補足説明。

10分 実習内容
 ここから班ごとに実習を行なう。
  • 班で、どのように探してくるか相談する。
  • 取材先候補、分担などの相談。
  • 班ごとに、取材先候補、係り分担を記入して提出。
次回の授業までに、情報が正確に伝わらない例を以下のところなどから探してくる。
(班ごとに最低でも1つは見つけてくるように指示する。)
  • 駅の案内標示、アナウンス
  • 看板
  • 道路標識
  • 案内図
  • Webページ
係り記入用紙の配布。

次回は、改善例をWebページなどにまとめ発表するので写真などの素材を準備するように指示する。
器材が必要なときは、貸し出しをすることを伝える。

用紙の回収(時間中に書けなかった班は、本日中に提出するように指示)。
35分 実習内容
  • 班ごとに取材した例をもとに、改善例を作成し、Webページにまとめる。
  • 完成した制作物を指定された方法で提出。
外部には発信しないので、Webページに、班、組、番、氏名を記入するように指示。
制作物の提出先の指示。
巡回、補足説明。

15分 実習内容
  • 各班のWebページを見て相互評価する。
  • 自分の班のWebページについても自己評価する。
  • 評価シートの記入、提出。
コンピュータの終了確認。

評価シートの配布。
発表の評価シート各種チェックシート例にあります。)
評価シートの回収。