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生徒実習課題例

情報社会の諸問題と情報モラル

情報安全教育


科目の中の位置づけ

社会と情報(3)ア 情報化が社会に及ぼす影響と課題
社会と情報(4)ア 社会における情報システム
情報の科学(1)ウ 情報システムの働きと提供するサービス
情報の科学(4)ア 社会の情報化と人間
情報の科学(4)ウ 情報社会の発展と情報技術

実習内容

ねらい

 個人情報流出や著作権の問題、迷惑メール等の情報社会の「影」の部分を調べることで、その実態を把握し、情報社会で安全に生活する方法を理解する。
 情報通信ネットワークを活用する場合において必要とされる情報モラルを身につけ、情報社会に参画する態度を育成する

実習に必要な機器、材料

実習方法

  1. 事前に実施した情報モラルに関するアンケート・意識調査1の集計結果を見て、インターネットや携帯電話の使用実態及び身近に起こった事例等の情報社会における諸問題を認識する。
  2. 例示された学習ユニットの説明を聞き、コンテンツの学習の進め方や、問題点と対策のまとめ方を理解する。
  3. 指定された学習ユニットから興味があるものを3つ以上選び、各自のパソコンでコンテンツの学習を進めながら、問題点と対策を調べ、授業用プリントに記入する。また、発表用ワークシートに入力し、MOに保存する。
  4. それぞれのユニットを選んだ生徒の代表が発表し、質疑応答をする。    
  5. 情報モラルに関する意識調査2を行い、感想や情報モラルについての自分の意見を学習用プリントにまとめる。

   

時間配分 100分

時間配分

生徒の動き

教師の動き

事前準備

情報モラルに関するアンケート及び意識調査1を記入する。

アンケートと意識調査1を集計し、結果を印刷しておく。

1時間目
10分

アンケートと意識調査1の集計結果から身近な問題事例を認識する。

アンケートと意識調査1の集計結果を配布し、結果について説明する

10分

「2こんなサイトに気をつけて」の説明を聞き、コンテンツの学習の進め方を理解する。

問題点と対策を授業用プリントに記入した後、発表用ワークシートに入力する。

「2こんなサイトに気をつけて」を選択し、コンテンツの学習の進め方を説明する。

問題点と対策のまとめ方と記録の仕方を説明する。

30分

各自がコンテンツを視聴する。

問題点と対策を調べ、授業用プリントに記入する。

発表用ワークシートに入力し、MOに保存する。

身近で興味があるコンテンツを3つ以上選択するよう指示する。

次時に発表することを予告する。

2時間目
5分

前回入力した内容を確認する。

本時の説明をする。

30分

指名された生徒は、自分が入力した発表用ワークシートをプロジェクタで表示して、前回調べた問題点と対策を発表する。

質疑応答をする。

発表を聞きながら、自分の授業用プリントに記入する。

各コンテンツで生徒を指名し、まとめた問題点と対策を発表させる。

指名した生徒が入力した発表用ワークシートをプロジェクタで表示し、発表させる。

15分

情報モラルについての意識調査2を記入する。

授業用プリントに感想を記入する。

情報モラルについての意識調査2、授業用プリントを記入させる。

情報社会に参画する態度についてまとめる。