PAGE TOP ▲

平成25年度実施学習指導要領 共通教科「情報」:改訂のポイント
科目構成 |
現行の「情報A」「情報B」「情報C」の内容が再構成された。情報Aが発展的に解消され,情報C,Bを継承する新しい2科目 「社会と情報」「情報の科学」 が新設された。 |
---|---|
必履修科目と 標準単位数 |
「社会と情報」(標準単位数 2単位),「情報の科学」(標準単位数 2単位)のうちから1科目を選択必履修する。 |
履修について |
原則として同一年次で履修させる。 |
選択について |
いずれの科目も設定して生徒が選択できるようにすることが望まれる。 |
情報教育の 目標 |
情報教育の目標の「情報活用の実践力」,「情報の科学的な理解」,「情報社会に参画する態度」の3つの観点をバランスよく身に付けさせる学習内容を,より一層重視する。 |
主な改善事項 |
|
実習時間 |
現行では,原則として「情報A」は総授業時数の2分の1以上を,「情報B」及び「情報C」では総授業時数の3分の1以上を実習に配当するよう定められていた。新しい学習指導要領では,情報活用能力を確実に身に付けさせるために,情報手段を活用した実習を「積極的に取り入れること」という表記に変更された。各学校の実情に応じて適切に設定することができる。 |
共通教科「情報」:各科目の改訂のポイント
社会と情報 |
|
---|---|
情報の科学 |
|
専門教科「情報」:改訂のポイント
科目構成 | 以下のように、11科目から13科目へ再構成された
基礎的科目(各分野に共通) 各学校においては,いずれの分野の学習を目指す生徒に対しても,基礎的な科目の学習が重要であることを十分考慮に入れた教育課程を編成することが望ましい。
システムの設計・管理分野 進路希望等に応じて選択する応用選択的科目である。その際,「情報システム実習」は,各分野の他の専門科目で個別に学んだ知識と技術を情報システムの開発などの実習を通して,総合的に活用することができるようにすることをねらいとしている科目であり,各分野の学習に当たっては,こうした科目のねらいを十分踏まえることが重要である。
情報コンテンツの制作・発信分野 進路希望等に応じて選択する応用選択的科目である。その際,「情報コンテンツ実習」は,各分野の他の専門科目で個別に学んだ知識と技術を情報コンテンツの開発など の実習を通して,総合的に活用することができるようにすることをねらいとしている科目であり,各分野の学習に当たっては,こうした科目のねらいを十分踏まえることが重要である。
総合的科目 他の専門科目の内容と関連付けて実践的な内容を取り扱う総合的な科目である。
各科目の関係図 ![]() |
|||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
新設された科目 |
|
|||||||||||||
削除された科目 |
|
|||||||||||||
整理統合された 科目 |
|
|||||||||||||
名称が変更された 科目 |
|