<目的>
@  生徒の家族に対するとらえ方・考え方の傾向をつかむ
A  未来の理想家族を描くことにより,自分の考える家族像を具体化させる。
ワークシートworksheet1.pdfへのリンク

<生徒のイラスト紹介>
 火は父で,具(子供)をぐつぐつおいしく育ててくれる。鍋は母で,みんなをおいしくさせるまで温かく包んでくれる。お肉は,筋肉のある兄。じゃがいもは何の料理にも合う(何でもできる)次女の姉。ルーは一番しっかりしている長女の姉です。私は一番甘えん坊なので,時間のかかるにんじんです。  本体が父で,弦を調節するねじが母です。兄はピックアップで自分は弦。自分は時々変な音を出しますが,それを父が受け止め,母と兄が調節してくれます。  父はみんなを支えてくれるお皿で,母は優しく包んでくれる卵。兄が私たちを守ってくれるご飯で,私は鶏肉,妹はグリンピースです。私と妹は小さいながらもさりげなく主張しています。上のケチャップは,一番明るく自己主張の激しい弟です。
<成果と課題>
  生徒の家族に対する考え方は,血縁・婚姻関係を超えて精神的なつながりを重視している傾向にある。
 家族のイメージ画については,全体的な傾向として,家族一人一人を別々のものや部品に例えたものが多く,家族の調和よりも家族個人の生活に注目するような面も感じられた。描くことに対して大きな負担をかけさせない配慮(作品を公表しないなど)が必要である。イメージ画に色を付けると効果的だと思われる。