宇都宮神社古墳  <時代>古墳時代  <地域>尾張
宇都宮神社 宇都宮神社古墳

<所在地> 小牧市小木3丁目226(小牧ICより南へ車10分)
<概要>
 小牧市内の小木(こき)古墳群の中で最大規模の前方後円墳で,全長59m,後円部前34m,高さ6.5mの規模である。現在は後円部分に社殿が建てられ,東側に竪穴の石室に使われた割石が散らばっている。昭和4年ころ,宇都宮神社社殿を建設した折りに三角縁神獣鏡が出土している。古墳・銅鏡共に県指定の文化財になっている。
<学習のポイント>
 小牧市の古墳は,平地から丘陵へという順に成立していることが分かる。そのことをはっきりさせた三ッ山古墳群は,味美古墳群(春日井市),青塚古墳(犬山市),曽本二子山古墳(江南市)という尾張北部における古墳文化のほぼ中間に位置し,小牧だけでなく尾張においても重要な意味をもっていると思われる。 
<見学のポイント>
 中期の古墳として,甲屋敷(こうやしき)古墳・浄音寺(じょうおんじ)古墳・三ッ山(みつやま)古墳がある。三ッ山古墳からは,宇都宮古墳でしか発見されていない銅鏡が各木棺(もっかん)跡に1枚ずつ,計3枚出土した。他に,斧(おの)・短剣・鎌・槍先・土器などが出土した。
<参考資料>
「小牧市史」・「小牧市制40周年記念市勢要覧」・中学校社会科副読本「小牧」
<問い合わせ先・ホームページ>
小牧市役所 0568-72-2101(代)
小牧市   http://www.city.komaki.aichi.jp/
文化財   http://www.city.komaki.aichi.jp/contents/11103010.html

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