東海道の松並木(とうかいどうのまつなみき)  <時代>江戸時代  <地域>西三河
松並木が残る旧東海道 東海道一里塚跡

<所在地> 安城市内旧東海道一帯  (名鉄名古屋本線新安城駅下車徒歩20分)
<概要>
  1601年(慶長6),徳川家康は,東海道に宿駅を定めて,続いて1604年(慶長9)には,街道に一里塚を設置して,道の両側に並木を植えさせた。さらに,1612年(慶長17)の道路の補修,並木敷地等の定めをして街道を直接管理した。こうして街道の松並木は,旅人に風情を添え,夏は緑の陰をつくり,冬は風雪を防ぐのに役立った。幕府はその保護に力を注ぎ,街道沿いの農民たちの出役によってその整備が維持された。 
<学習のポイント>
  江戸時代,幕府が進めていった五街道の整備とその意味を考えていく際の具体例として学習したい。 
<見学のポイント>
  現在の国道1号線が東海道を基にして作られているということを考えてみよう。
<参考資料>
  「安城市文化財図録」 「安城市史」
<問い合わせ先>
  安城市教育委員会生涯学習部文化財課 0566-77-4477

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