八丁味噌(はっちょうみそ)  <始まり>江戸時代  <地域>西三河
味噌造り風景(カクキュー資料館) 味噌樽(カクキュー資料館)

<所在地>岡崎市八帖町 (名鉄名古屋本線岡崎公園前駅下車徒歩5分)
<概要>
八丁味噌は,徳川家康生誕の岡崎城より西へ八丁(約870m)はなれた八丁村で,味噌の仕込みを始めたのが起こりとされている。明治時代には,宮内庁御用達にも指定され,現在,2社が生産を続けている。
 一般的に味噌は,色で分けて「白みそ」「赤みそ」,原料によって,「米みそ」「麦みそ」「豆みそ」などに分類されている。現在,生産されている味噌の80%が「米みそ」である。
 八丁味噌は「豆みそ」で,大豆と食塩を主原科とし,製法上も,みそ玉(蒸した大豆を球状にしたもの)に種こうじと香煎を加えて仕込むという独特な方法が用いられている。「豆みそ」は,愛知,三重,岐阜の三県を中心に生産されており,中でも八丁味噌は,昔ながらの製法を守り,3年間熟成するという方法をとっている。

<学習のポイント>
味噌や味噌汁が,いつごろから食べられるようになったか調べてみよう。
日本以外に味噌を生産している国を調べてみよう。

<参考資料・ホームページ>
MISO−ONLINE      http://www.miso.or.jp/
カクキュー八丁味噌 http://www.kakuq.jp/home/
まるや八丁味噌      http://www.tsuruken.co.jp/maruya/index.html

<問い合わせ先>
合資会社 カクキュー八丁味噌 岡崎市八帖町字往還通69番地 0564−21−0151
株式会社 まるや八丁味噌   岡崎市八帖町往環通52      0564−22−0222

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