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ほとんどの生徒は,これまでの生活の中でのこぎりを使用したことがある。しかし,のこぎりの正式な名称や使用法,用途の違いについては,知っている生徒は少ない。
道具は,正しく使うことで安全に正確に作業をすることができる。
本題材では,安全に留意した,正しいのこぎりびきの方法を習得させたいと考えた。練習材には,軟らかくある程度の厚みもあり,押さえやすく,切りやすいことから,2×4材を使用し木製パズルを製作した。
また,のこぎりびき作業において,けがき線に沿って切断するためには,腕の引き方や目線,材の押さえ方(固定)などのポイントを理解していなければならない。そのために,のこぎりびきの様子をデジタルカメラを使用して録画し,繰り返し見直すことで,自己評価させる。また,他者からのアドバイスを聞くことにより,正しく切るための改善点を考えさせるように工夫した。
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