1 題材名

 かんなのよさを知り,上手に使いこなそう

     
<かんなの生まれた歴史と作られてきたものを学ぶ生徒>    
   
<かんなの各部の名称や使い方を学ぶ生徒>    
 
<実際にかんながけを行う生徒>    

2 実践の概要等

 A 概 要  

   A「材料と加工に関する技術」において,新学習指導要領では「我が国の伝統的な技術についても扱い,緻密なものづくりの技などが我が国の伝統や文化を支えてきたことに気付かせること」とある。そこで,生活に役立つ木質製品の製作を行う上で,先人の工夫により生み出された工具について知り,そのよさを感じる活動を通して,「ものづくり」の技術や歴史に興味をもつ生徒を育んでいきたいと考えた。
 本年,天皇陛下の即位の儀式の中で行われた「大嘗宮の儀」では,カラマツやスギが使われた緻密な建築物(大嘗宮)をテレビで多く見る機会があった。授業でもその建物を取り上げ,建物の様子や携わった宮大工の人数などの話を生徒は聞き,その美しさに驚いている様子であった。また,首里城の火災が起きたときには,改めてその精巧な作りと職人の技術が詰まった建築物の存在を知った。そして,これらの建築を可能にした職人の腕と職人が使いこなす工具にも興味をもった。そこで,緻密な加工を可能にするかんなに着目し,工具の正しい使い方の習得や緻密な加工へのこだわりをもって,ものづくりを進める授業展開を考えた。実際の授業では,木材を削る作業として,かんなとやすりの加工面の違いをUSB顕微鏡で映し,かんなの滑らかな切削面を表示して工具の良さを具体的に示し,意欲を高めて授業に臨ませることにした。














 


B 内 容

1.題材の目標及び題材構想  (WORDPDF
2.指導案①
  指導案②
 
 (WORDPDF)
(WORDPDF)
3.ワークシート PDF


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