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魅力ある授業のために(単元化例)

・単元名「嘘」(新美南吉)
・単元の目標
 (1)郷土にかかわりある教材を読むことによって、作品世界をより身近なものに感じさせる。
 (2)精読することにより主人公の心情の変化を読み取らせる。
 (3)登場人物の体験と生徒自身の体験とを重ね合わせ、自分のこととして教材について考えさせる。
・単元の評価規準
 (1)主人公の複雑な心情を理解している。
 (2)自分の体験に似たようなことがなかったかと考える。
 (3)新美南吉について関心をもつ。
・配当時間 全3時間
 ☆はその時間の主な評価規準。

時限 指導目標 学習内容

・全文を通読させる。

・語句調べをさせる。




・初読の感想を書かせる。
・指名読みをする。

・読み方の分からない語句の読み方を学習する。
・語意の分からない語句を国語辞典を利用して調べる。

・興味をもった点や疑問に思った点を簡潔にまとめる。
☆具体的な関心事や疑問点を挙げてまとめる。

・前時に書かせた初読の感想文を紹介し、この作品のテーマについて考えさせる。

・久助君の太郎左衛門に対する考えを順に追っていかせ、その変化を読み取らせる。
・他の生徒の感想文を読み、この作品のテーマを考え、意見を発表し合う。


・場面とそのときの久助君の考えを表にまとめる。
☆久助君の考えの変化を的確にとらえる。

・前時の内容を踏まえ、なぜ久助君は太郎左衛門を許す気持ちになったかを考えさせる。


・生徒自身が久助君の立場ならどうするかを考えさせる。
・各自の意見を発表し合う。
・他人の意見も参考にしてなぜ久助君は太郎左衛門を許す気持ちになったかをまとめる。

・自分が久助君の立場なら、太郎左衛門を許すか、許さないかを、その理由とともにまとめる。
☆久助君の考えを踏まえた上で、自分の考えを分かりやすく説明する。

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作者 新美南吉

愛知県とのかかわり

本文


教材化のヒント

魅力ある授業のために(単元化例)