岡崎城 (おかざきじょう) <時代>戦国時代 <地域>西三河
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再建された岡崎城天守閣 |
再建された大手門 |
<所在地> 岡崎市康生町561 (名鉄名古屋本線東岡崎駅下車徒歩15分)
<概要>
岡崎城は別名竜城,竜ヶ城(たつがじょう)ともいい,1452年(享徳元)西郷稠頼(つぎより)によって築城されたという。その後,家康の祖父松平清康は1530年(享禄3)ころ,安城から居城を移し岡崎城を拡張,整備した。1542年(天文11)にはこの城内で幼名竹千代,後の徳川家康が生まれている。家康は1560年(永禄3),桶狭間(おけはざま)の戦い以後自立し,1570年(元亀元)に浜松へ移るまでこの岡崎城を本拠として,三河統一を成し遂げている。1590年(天正18),家康の関東移封に伴い,豊臣系の大名田中吉政が入城し,大規模な城郭の拡張整備が行われた。江戸幕府成立以後は,代々家格の高い譜代大名の居城となり,岡崎の城下町は五万石ながら東海道の交通の要所として栄えた。
本丸天守閣は1617年(元和元),本多康紀(やすのり)によって建てられたが,明治初めに取り壊され,現在のものは1959年(昭和34)に復元されたものである。現在は本丸,二の丸一帯が岡崎公園として整備されている。
<学習のポイント>
江戸幕府を開いた徳川家康の生い立ちや人となりについて学習する。
<見学のポイント>
産湯の井戸など徳川家康にまつわる史跡が多い。歴史資料館「三河武士のやかた家康館」には,家康や三河武士の資料が集められている。
<参考資料>
「愛知県の歴史散歩(下)」山川出版社
「定本 西三河の城」郷土出版社
<問い合わせ先・ホームページ>
岡崎市ホームページ http://www.city.okazaki.aichi.jp/museum/ka171.htm
岡崎城 0564−22−2122
岡崎市教育委員会社会教育課文化財班 0564−23−6177
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